Top > アンチエイジングのウソ・ホント > 日焼けや日光浴は危険なのか

日焼けや日光浴は危険なのか

日光浴はビタミンDの合成のためにも必要と考えられていた時代がありましたが、今では紫外線を浴びすぎることはお肌に良くないと考える方が多いですね。

ビタミンDは骨を作る際に必要となるビタミンですが、私が子供のころはビタミンDが不足するとくる病になるといわれたものです。

また、ビタミンDは免疫細胞にも影響を及ぼしますので、不足しないようにする必要があります。

ビタミンDを増やすために一番良いのが、実は日光浴なのです。

太陽を浴びることによってビタミンDが作られますが、最近は日焼けによる活性酸素の悪影響や、皮膚がんになるリスクが高まるなどの問題が指摘されるようになり、日光に当たることはよくない事という認識が一般的になってしまいました。

美容のために真夏には日傘にサングラス、UVカットの長袖の服に手袋という具合で、ゴルフ場のキャディーさんも驚くようなスタイルで町を歩いている女性も見かけることが多くなりました。チョッとやりすぎじゃないの?なんて思いますが、美白のためにそこまで努力する気持ちは理解できないわけでもありません。

でも、その努力が免疫機能を低下させたり、骨を弱らせたとしていたらどうでしょうか。

真っ黒に日焼けするほど紫外線を浴びるのは問題ですが、必要量のビタミンDを作るためには、半そで短パンで1日に15分程度太陽に当たれば十分です。

秋冬であれば、厚着をしていても顔に20分程度太陽の光を浴びれば十分です。

この程度ならシミの心配もまずないですし、肌老化の原因となることもありません。

ビタミンDは冬に不足しがちになるといわれています。

日光の照射量が減るのですから当然ですが、実はそれがうつ病が冬に多い原因とも言われています。

北欧ではうつ病患者が多いといわれますが、それも高緯度地域で一年を通じて日光の照射量が少ないという事情があるからでしょう。

そのため、北欧の人々は、白夜の季節に競って日光浴をしますし、長期休暇を取って太陽光に恵まれた国々によく旅行に出かけます。

日本人が見るとビックリするほど無防備に肌を焼きますが、彼らはそれで普段の日光照射不足を補っているのでしょう。

ビタミンD不足はほかにも大きな問題の原因となります。前に述べたようにカルシウムをうまく骨の増加に結び付けるためにはビタミンDが不可欠ですが、不足すると余ったカルシウムがうまく骨に吸収されずに血管壁や関節に張り付きます。

そのため、血管が狭くなって動脈硬化を起こしたり、関節痛を起こしてしまいます。

紫外線の浴びすぎには注意が必要ですが、あまりに極端に紫外線を避けるのも考え物なのです。

毎日の生活の中で少し紫外線を浴びることはむしろ必要なことなのです。

アンチエイジングのウソ・ホント

関連エントリー
肌のハリは美顔器で取り戻せるってホント?日焼けや日光浴は危険なのか動脈硬化は治らない?運動が大切?